woodcockのブログ

ソフトウェアエンジニアをしています。技術メモや買ってよかったものなどを記録していきます。

読んでよかった本2023 : 小説編

大した量読んでいる訳でもないのだが、いやだからこそ名作ばっかり読めるのでありがたい。

 

パチンコ

 

在日コリアンが苦難の中生き抜いていく様を描いた物語。壮大、という感じだった。

 

ワイルド・ソウル

 

日本からブラジルに渡った移民の物語。何を書いてもネタバレみたいになりそうで書けないのだがとにかくスケールと疾走感がすごかった。

 

ジェノサイド

 

これまた内容の説明が難しいのだが、SFでありサスペンスであり、これまたすごいスケールの作品だった。

 

専門的な話も多いのだが、作者の事前の取材量がすごくて(取材先の専門家も錚々たるメンツだった、)、全く白けることなく読むことが出来た。

 

 

トマソン 

 

小説ではないかもしれない。これのジャンルは何になるんだろう。

 

暗渠つながりで読み始めたのだが、トマソンとは何か、の説明からしてめちゃくちゃ面白くて外で爆笑してしまった。

 

十角館の殺人

 

名作ミステリー、とかで調べて読んでみた。これぞクラシック!という感じで、一番の見所と思われる箇所では本当に「マジで??」となってしまった。すごかった。

 

所感

テスカトリポカ然り、自分は舞台がどんどん変わる「壮大!」という感じの小説が好きなのかもしれないと思った。

 

あと小説のレビューって何書いてもネタバレになりそうで、かといってそれを避けると何も書けなくてめちゃくちゃ難しい。