woodcockのブログ

ソフトウェアエンジニアをしています。技術メモや買ってよかったものなどを記録していきます。

2021年の振り返り

プライベート

結婚して娘が生まれるという、大きな変化のある一年だった。

結婚については、自分が今までこだわってこなかったものについて教えてもらって、自分も興味を持てるようになったりするのは単純に楽しいなと思った。皿とか植物とか、最近だと正月飾りとか。 結婚に伴い妻実家との付き合いも始まったが、皆いい人で、妻の里帰り出産の際は自分も一緒に居候させてもらった。

そして何より、娘が産まれたことが今年のハイライトだった。運良くコロナ禍でも立ち会いさせてもらえる産院で、貴重な体験をさせてもらうことが出来た。とは言っても、立ち会いをしても特に出来ることはなく、出産に際して男は無力、ということをよく理解することが出来た。出産は壮絶で、産まれた際には自然と自分も涙が出てきた。とにかく妻への感謝が募る一方だった。

娘が産まれてからは、仕事を半育休という形にさせてもらえたこともあって、出来る限り育児に参加出来るように心がけている(というよりはかわいいのでいろいろ関わりたいというのが大きい)。特に出産後1ヶ月は、家事も育児も出来ることが割とあって、育休を取っていてよかったなと感じた。逆にそれ以降は妻に余裕が出てきたこともあって、家事育児への貢献度合いは低下しつつある感がある。

仕事

上半期は、担当してきたプロダクトが無事リリースを迎え、上々な反応も得ることも出来た。大企業とアライアンスを組んでリリースしたプロダクトで、非常に学ぶところの多い経験をが出来た。一方で、業務内容はどうしてもPjM的な内容がメインになってしまい、業務時間にコードを書く時間が減ってしまったことは残念な点であった。プレーイングマネージャー的な動きを目指しもしたが、コンテキストスイッチがなかなか厳しく、期待した程のアウトプットは出せなかった。

下半期は前述の通り半育休ということで、稼働を約半分にしてもらって、日中に散歩したりもろもろの家事育児をしたりという形にさせてもらった。限られた時間でアウトプットを出すというのは自分にとってはチャレンジであったが、Pomodoroテクニックを使ってみたり、仕事の密度を高めるためいろいろと試行錯誤してみている。

趣味など

ISUCON

ISUCON11 に参加したが、残念ながら予選落ち。例年順位は上がっていってはいるので、来年こそは・・・

個人開発

5月くらいから個人開発を始めてみた。題材は妻の職場で使うツールのようなものを想定していて、Flutter + gRPC + Golang / Python on Cloud Run という構成で、技術の勉強も兼ねて(というかそれがメイン)コツコツ進めている。

DIY

妻の実家に立派な工房があり、そこを借りて簡単なDIYを始めた。棚などを作ってみたが、これが楽しく、家に戻っても工具を集め始めている。

買ってよかったもの

  • 食洗機 panasonic.jp 妻の妊娠もあって購入。コレを買っておかないと確実にやばかった。強いて言えばもう一つ大きいサイズにするべきであった、、、 ちなみに分岐水栓は自分で十分取り付け可能だった。

  • Aftershokz Aeropex www.amazon.co.jp 骨伝導イヤホン。もともとはランニングの際に外音を取り込みつつ安全にポッドキャストを聞くために買ったが、最近は風呂でポッドキャストを聞くのに使っていて、これが良い。 このおかげでポッドキャストにハマることになった一年でもあった。 ちなみに自分は子供用のPlayを購入した。よほど頭が大きいとかでもない限り(自分も頭は割と大きい方だということもあり)、Playで良いのではないかなと思う。

  • メリノウールT

    着心地がよく、通年で着れてニオイが付きづらく最高。

  • リネン混シャツ

    バサッとした風合いが気に入っている。メリノウールTと同じく ENDS and MEANS のもの。

  • ナイロンパンツ

    メルカリで妻に買ってもらった、ナイキのシャカシャカパンツ。週5日は履いている気がする。

  • オサジ リペアハンドクリーム www.amazon.co.jp ベトつかず、いいにおいで、安い

読んでよかった本

  • まち歩きが楽しくなる 水路上観察入門 www.kadokawa.co.jp これを読んでからというもの、本当にまち歩きが楽しくなった。娘と散歩が日課になったので、それに暗渠を探すという楽しみが加わった。

  • プラットフォームビジネス -- デジタル時代を支配する力と陥穽 www.amazon.co.jp プラットフォームを以下の2つに分けた上で、それぞれでのネットワーク効果の強め方を説明したりしている。

    プラットフォーム、と名の付く本は暗に取引プラットフォームを指しているケースが多く、これをきれいに定義付けしたところに引き込まれてしまった。

  • 産後クライシス www.amazon.co.jp 産後1ヶ月に割と真剣に取り組めたのはこの本のおかげもあったと思った。

ハマったコンテンツ

使ってよかったサービス

  • Tailscale tailscale.com 本当に簡単にVPNを組むことが出来る。技術的にも興味深いのだが、まず使い始めまでのスムーズさに感動した。家のデスクトップにつないだり、Raspberry Piに入ったりということが簡単にできるようになった。

  • みてね mitene.us 娘の写真を各家族にシェアするのに使っている。最初は各々のLINEグループに写真を送って、とやっていたのだが、そのペインが見事にみてねで解消されていて、ユーザーとしても、いちスタートアップで働くエンジニアとしても感動するサービスだった。感動ポイントはそこそこあるのだが、これは別で記事にしたいと思う。